寒い冬を超えて、ようやく待ち望んでいた春…!だけど喜んでばかりもいられません。梅雨になってジメジメするようになれば、アイツがやってくるかもしれないのです。
みんなが大嫌いなアイツ、そう、ゴキブリの登場です。
家の中で悲鳴を上げずに済むためにも、ゴキブリ対策について知っておいて損はありません。
今回はゴキブリ対策の基礎についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
目次
ゴキブリとは?まずは特性を知る!
ゴキブリの歴史
ゴキブリは生きた化石とも呼ばれていて、約3億〜3億8000年前から今と殆ど変りない形で存在しています。人間の歴史が約2500万年、恐竜の歴史が1億7500万年前から始まっていることを考えると、その生命力の高さがわかりますね。
ゴキブリの生態について
ゴキブリは夜行性です。暗い所や狭い所を好み、トイレ、排水口、下水道など場所を問わず歩くので、その体には雑菌や病原菌がたくさんついています。
生命力が強く、水があれば何十日も生き延びることができますし、雑食性なので髪の毛や腐敗物など何でも食べます。
暖かいところを好み、寒いところでは活動が鈍るという特徴があります。
ゴキブリの種類について
クロゴキブリ…体長30〜38mmで、光沢のある黒褐色。一般住宅や飲食店などでよく見かける、黒くて大きなゴキブリ。チャバネゴキブリに次いで多い。
チャバネゴキブリ…体長15〜20mmで、黄褐色。オフィスビルや飲食店、ホテルなどに多くいる。寒さに弱く屋外で生息することができない。またクロゴキブリと違って飛ぶことができない。
ヤマトゴキブリ…体長25〜35mmで、黒褐色。クロゴキブリと違って光沢がない。日本土着のゴキブリで、野生性が残っているので、室内、野外どちらにも生息している。
ゴキブリ対策の基礎について考える
侵入経路をふさぐ!
ゴキブリを家で見ないようにするためには、外からの侵入経路を遮断すればよいわけです。例えば、上下水道は外とつながっていますが、洗面台やキッチンなどのパイプをU字型にして水を溜めておくことによってゴキブリの侵入を防ぐことができます。
また上下水道のパイプを通す穴は、パイプと穴の間に隙間があることがあり、そこが侵入経路となってしまいかねないため、隙間を埋めるようにします。
ただ玄関や窓など塞ぐことのできない場所は、なるべく開閉を速やかにし、網戸を利用するようにしましょう。
清潔を心掛ける
特にキッチンまわりなどを不潔にしておくのは、ゴキブリのためにご馳走を用意しておくようなものです。
生ごみは毎日蓋つきのゴミ箱に捨て、食品やゴミをむき出しのまま置かないようにします。
またゴキブリは雑食性でゴミですらも餌になりますので、段ボールや古紙などを溜めないようにする、エアコンのフィルターをこまめに掃除するなどして、ゴキブリの餌を準備しないようにしましょう。
これは効く!ゴキブリ対策グッズ
毒餌タイプ
ゴキブリが出てくる前の対策として、毒餌を置くという方法があります。毒餌を食べたゴキブリが巣に帰って死に、そのゴキブリの死骸や糞を食べた他のゴキブリも卵も死滅するので、手を汚さずに済む上、効果が何か月か続くというメリットがあります。
燻煙剤タイプ
ゴキブリは繁殖力が強いため、一匹見つけたら30匹いると思えというのは本当の話です。ですから1匹でも家の中で見つけたら、燻煙剤タイプのゴキブリ駆除剤を使って、家中のゴキブリを一斉駆除してしまいましょう。
待ち伏せ罠タイプ
いわゆる昔ながらの家型のゴキブリ捕りです。粘着シートの上で動けなくさせて捕獲するものなので、なるべく予め掃除して周囲のホコリを取り除くようにしておくとよいでしょう。
スプレータイプ
ゴキブリを発見してしまった場合、できるだけ逃がさずにその場で殺すようにしましょう。逃がしてしまうと、仲間を呼んだり卵を産み付けてしまったりして数が増えてしまう可能性もあります。ゴキブリ用のスプレータイプの殺虫剤は、少しかかるだけでも速攻性がある強力タイプがあり、効果的です
ゴキブリ対策の基礎についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
できれば家の中でアイツを見たくないものですよね。
まずは徹底的に侵入経路を塞いで家の中に侵入させないようにし、家の中を清潔に保つようにしましょう。
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